いつルールはできるの? メディア戦国時代 [IT]

■tunin.fm

私は、同じ音楽を繰り返し聞くのが好きではない。だから、i-Podはあまり役に立たないのです。
i-Phoneにラジオがついていたらなあと思っていたら、“tunin.fm”というAPPを発見。早速利用しています。全部で何局あるのか数えたことはないのですが、世界の(欧米中心)のFM局が聞けるんですね。でも日本の局は1局だけです。

中はクラシックとかポップスとか、ラテンとか・・・沢山のジャンルに分かれていて、気分によって選べるのが嬉しい。でも、今どんな番組をやっているのか解らないから、偶然の遭遇でしかないところが良さでもあり欠点でもあります。

ところで、インターネットを介したラジオやテレビ番組の配信に日本の放送局は閉鎖的だということはずっと言われていることです。今までのネットワークの概念が変わってしまうわけなので、エリアとリンクしてスポンサーをとって商売を成り立たせていた放送局にとっては、困った問題なのはわかります。日本のAMラジオなんかは本当に地域密着で、番組も地域向けですもんね。でもそれを遠くで聞けるというのもそれなりに面白いんだけど。

時には野球中継をラジオで聞きたい時もあるわけで、それがi-Phone経由だって何の問題もないと思うんだけど。日本ではまだテスト的に始まっていて、「ラジ朗」などがある(WiFi)じゃないと使えない。前出のtunin.fmは3GでOK。

なんで日本のラジオ局はtunin.fmに参加しないんだろう?

今、ラジ朗をダウンロードして使ってみたら、勝手に大阪の局だけがチャンネル表示されたわ。なんで? 位置情報で向こうから勝手に決めてるんだね。やはり従来のフレームから出たくないということなんでしょうね。

■私も二次情報の掲載には抵抗があったのだが・・・

ラジオの話は二次情報の話ではありません。
ちょっと話は変わりますが、ブログなどにどこかで読んだ新聞記事とかをまるのままコピペするような二次情報にものすごく抵抗がありました。だから自分のブログには二次情報は載せないように・・・と意識しているのですが、結局二次情報の方がよく読んでもらえたりするのです。それは自分がプロの記者さんやコラムニストほど素晴らしい文章が書けないからだと思うのですが・・・。

プロの人が一生懸命に取材して書いた記事をそのままコピペする、まあ、その出所をちゃんと書いてあればまだましかも知れません。著作権の問題とかいろいろあるし、ほんとはいけないことなのでしょうが、そんなことは言ってられない。技術的にコピーできない様にすることもできるのに、それを可能にしてしまっているのも問題かも。

Twitterのようなお気軽メディアの登場で益々二次情報の伝播速度は上がっています。
「Twitterの衝撃」(日経BP社)では、①リンクジャーナリズム、②コラボレーティブジャーナリズム、③オープンソースジャーナリズム、④プロセスジャーナリズムということを言っています。
①はリンクを張ってどんどん伝播していくこと、②はプロもアマも関係なく、どこの新聞社かというのも関係なくみんなでごっちゃに出来事が報道(報告)されていく、③はTwitterなどオープンなみんなが使いこなせるメディアで展開されていく、④は取材→記事起こし→デスクのチェック→版づくりや編成なんてプロセスが崩れる。
そういうことなのだそうです。

うん確かに・・・。
そしてこの本では、Twitter等で広がり蓄積される情報は断片的なので、それを整理してくれる存在が必要になって来るだろうというようなことを言っています。あとは換金システム。

■無料のアイコンやイラストにはいいものがない

けど、それで事を済ましてしまうのもできなくはない。でもまあ、イラストなんかは有料でどれだけの人が使っているか知りませんが、一応換金システムができているようです。

これからメディアビジネスがどうなっていくのか目が離せませんね。

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