縮小するデパートのタオル売場

今年はともかく暑いと感じる。
かく汗も中途半端ではないので、ハンカチタオルの大きさではすぐにビショビショになってしまう。

ここ５ねんくらいは、ハンカチタオルでちょうど良かったので、昔から使っていたボディタオルで洗いざらしになったものは、雑巾として多くを処分してしまった。
しかし、今年の暑さにはボディタオル（35ｃｍ四方くらいの）でないと間に合わないので、昨日デパートに買いに行った。

しかし、タオル売場は縮小して、品数は非常に少なかった。

タオル業界は中国製の安い商品に押されて、日本製が大変なことになっていると何年か前から聞いていたし、百貨店でギフトを贈る習慣が縮小しているから、タオル売場も縮小の運命にあるのだろう。

かつて神戸三宮そごうのタオル売場は素晴らしく品揃えが豊富で、よくここで品選びをして、カラフルなボディタオルを夏の汗ふき用に多数持っていた。当時１枚1000円が相場だったと記憶している。

最近は、みんなタオルをどこで調達しているんだろう？

100円ショップにもタオルは売られているが、所詮100円としか思えない品で、無印とかラルフローレンなどインテリア系も揃えているライフスタイルショップにもタオルはあるが、そのブランドが好みでなければ、自分には関係のない存在である。ときどきギフトでいただくタオルは、ホテル仕様とか何かのブランド物で、これもなかなか自分の趣味には合うものでない。

好みでタオルを買う人は減っているのだろうか？

今年、それもボディタオルに限ってみると、きっとこんなに暑いことは予想されていなかったのではないか？
汗をかいてそれを拭うという、実に原初的な行為に対するベーシックな商品の品揃えが希薄という現象が起きていると思うのだが、その辺の事情を知りたい。

タグ：ボディタオル 猛暑 タオル売場

コメント 1

別のデパートにも行ってみましたが、タオル売場の状況は同じ。
あれでは、仮にギフトとしてタオルを贈ろうとしても選択肢がありません。
by jpwind (2010-08-05 10:22)