道場六三郎の80歳の挑戦を見て [FOODS]

NHKでその番組を見ました。
80歳を記念して特別なイベントを開く道場さんに密着取材とのふれこみ。

金沢や松山に食材と刺激を求めて出かける道場さん。

そこには東京では扱われていない魚介類が売られていて、彼は刺激を受けるのです。


私のような素人でも、スーパーで通常売られている魚介類の種類の少なさにげんなりし、インスピレーションの湧く食材を探しに行きたくなるのですから、プロならばさもありなんです。

話のレベルが落ちて申し訳ないのですが、成功していると言われるビッグビジネスというのは量を求めるので、珍しいものや希少なものを売るわけには行きません。

だから大手チェーン店でインスピレーションを得ようと考えるのは間違いなんだなあということが、今更のようにわかりました。

かつて、今もか? 神戸には大丸とそごうがあります。現在のそごうは西武と提携したので昔のそごうとは中身が違います。
かつて、私は大丸よりそごうの方が好きでした。なぜなら、大丸は賢くて、売れ筋のブランド、売れる確率の高いアイテムをちゃんと品揃えしているので、間違いなく流行りものを手に入れるには便利なデパートだったのですが、意外性は全くない。面白味のない店です(過去も今も)。その点そごうは、インショップの出店者におまかせランチだったので、意外なものを売ってました。それが面白かった。

お利口さんじゃない方が面白いのは人間でも店でも同じ。でも、みんなが面白がってくれないとその店はつぶれます。

道場さんのような料理人がたくさんいて、その料理にたいまいをはたく人が沢山いれば、もっと多様な食材に出会えるようになるでしょうに・・・。

道場さんは番組の最後のところで過去の品書きや出版物を燃やしていました。ゼロからもう一度始めるんだって。素晴らしい。長生きしてください。そして新たな発想の料理で、戦ってください!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

appのコンテンツパソコンと周辺機器 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。