インフォメーションは何のため? [SHOP]

「紳士服売り場はどこですか?」 「5階です」

その程度の案内ならできるけど、それ以上になると本当に機能しないのが最近のインフォメーション。

あんんたたちは、お飾りか?

ともかく最近、百貨店やショッピングセンターのインフォメーションで何かをたずねて、まともに答えが帰ってきたことがない。

惜しむらくは、最も良かったJR大阪の三越伊勢丹は、規模縮小の道をたどるということだ。インフォメーションに限ってはあそこを見習ってほしい。

そういえば、私が子供の頃は母から、「道は現地の人に聞くのが一番早い」と教えられた。しかしである。10年ほど前、まだその言葉を信じて、東京で駅前の花屋で道を聴いたら、とんでもないことを教えられた。以来、道は自分で調べて行くべきだと肝に命じたものだが、まさか百貨店の、それもインフォメーションという専門のところで聞いても当てにならないとなると、結局は自分で調べる他ないのである。

今日も、インフォの御嬢さんが教えてくれた情報は間違っていた。
というのも、原因は百貨店にせよ、ショッピングセンターにせよ、テナント商売的であって(後者は完全にテナント商売)、本部・元締めとなるところでは、個々何が売られているかまで把握していないという事情があるからだ。

時と場合にもよるが、ブランドとかショップ名でモノを探しているならまだしも、そうでない時、例えば、赤い水玉のTシャツが欲しいなどという商品そのものの特徴などを指定してモノを探すときには、インフォメーションは全く役に立たない。時間があれば自分で探す。しかし聞くときというのは時間がないときである。

また逆に、ブランドならば、行き慣れていればどこにあるかほぼ把握しているので、そんなものをインフォメーションで聞いたりはしない。

おそらくたずねる客は大きく2つに分かれる。①その店に慣れていなくて聞く客、②慣れているが手早く到達したいと思う客

今のインフォメーションは①に対するものであって、②には対応していないのだ。おそらく対応する気はないのだろう。そう肝に命じることにしましょう。
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