インバウンドに浮かれると・・・ [SHOP]

中国人観光客の爆買いのおかげで、国内の小売業が好調とのことだが・・・・。
これにも光と影があることを忘れてはいけない。

そう、数年前に香港に久しぶりに行った時に、もう日本人は商売のターゲットではなくなっていると感じたものだが、当然、地元香港人も自分たちはターゲットではないと感じていることだろう。

まだ、東京や大阪のような大都会では、百貨店もドラッグストアも家電量販も、もちろん外国人客を取り込みつつ、ベースは地元居住者という段階だ。

けれども、例えば神戸の南京町などは、観光客が主たるターゲットで、地元神戸っ子はもう顧客ではないような感じがする。その結果、中国料理の質が落ちてしまった。神戸っ子である私の友人たちはブーブーと文句を言っている。なのでジモティは観光客が足を踏み入れないような場所にお気に入りの店を探すようになっている。

大阪でも心斎橋から道頓堀にかけては、かなり観光客のモノになりつつある。そして混んでいるからジモティは裏路地とかへ逃げ込まないとゆっくりできない。串カツなんかは、観光客の方が経験率が高いのではないかと思われる。一時消え去っていた都心のお好み焼き屋が、観光客相手に急増しているし、当然、そんな昨今の店が美味しいはずがない。

商売をしている人たちはインバウンドをうまく捕まえたら儲かっていいけど、ジモティには有難迷惑なところもあるってことだ。

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