セクハラの嵐の今日この頃

ちょうど先ほど、狛江市長のセクハラ問題に関する記者会見をやっていた。詳しいことは認知していないので、この件について具体的に書くことはひかえるが、昨今、セクハラにまつわるマスコミが騒ぐ問題がやたらと多いように感じる。一種のブームかも知れない。

あからさまな性的いやがらせでないとしても、これもセクハラの一種じゃないかと感じる事がある。そういうレベルの事で昨日私は会合の場で発言をしたので、それについて触れてみたいと思う。
身体に触れられる、性的に不快な言葉を投げかけられるといった、いわゆる「セクハラ」でなくても、例えばお酌をさせられるというようなレベルでも「セクハラ」と感じる女性がいる。

もうちょっと広げて言うと、男性の価値観で出来上がっている慣習の場に、そのまま女性に参加させようとするケース、例えば宴会とか社員旅行とか、そういう機会が結構多い。

もう何十年も前に、社員旅行に行きたくないという女性が多くて、社員旅行自体がぐんと減ったはずだ。おそらく、仕事仲間が親睦を図るために何らかのレジャーをするというのは悪いことではないのだけれど、例えば、旅館では浴衣を着ろと言われたり、お酌をしないとお高くとまっていると思われるんじゃないかといった部分に問題がある。

これはとても難しい問題で、もしもっと女性が好むようなしつらえにした場合、今度は男性にとって不満なものになってしまうかもしれない。男女両方が満足できるスタイルを作るって考えてみるととても難しい。

私は宴会(パーティ)のやり方にとても不満を持っている。お酒は会話をはずませる媒介となるとは思うが、一般的な宴会で、男性はお酒さえあれば酌み交わしてワイワイとやる。それで満足という場合が多い。私はお酒は飲める方ではあるが、酒なら何でもいいとも思っていないし、フードもちゃんとしていないと不満だ。ここ数年は、自分が嫌だと思う宴会は拒否することにした。しかし、見様によってはそれは我ままだと受け止められてしまう。

男性たちは何で女性たちは参加しないんだと言うけれど、みんな参加したくないんだよ実は・・・。
彼らに悪気はないし、強烈なセクハラをしているわけではないんだけど、根底に流れているモノは同じって感じがする。
nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。