安いものを使い捨てにするという傾向に反対する！

「100円ショップで買っておしげなく新しいのに買い替えます」と仕事仲間が言う。

「ニトリのものは、１～２年しか持たないわ」と知人が言う。

安いものを使い捨てにするという傾向が強まっている時代ではないだろうか？

■パリののみの市に憧れた時代があった

フランス人は古いものを大事にするんだって、と聞いて、なるほどと思った若かりし頃。
新しいものよりも、古いものの方が値段が高いと聞いて、そういう世界もあるんだなあと知った。
私たちもそれを見習おうとも思った。

そんな価値観をあざ笑うように、今は製販一体で、もちろん「お値段以上」の価値は提供されているものの、真に良いものとは言い難い。

安いものを使い捨てにするというのは、エコに反する。私は反対だ。安いものでも大切に使うなら許そう。

■「安い」ということが「大切にしよう」という気持ちを忘れさせることが問題だ

人間と言うのはアホなもので、「安い」とつい「すててもいいや」と思ってしまう。
理性をもって、安いからと言って疎かにしてはいけないということを言い聞かせるべきだ。
もったいない運動を日本でもやらないと・・・。
その運動は、安売り屋さんがしないといけない。ファストファッションをやっているところは、自ら運動しなさい！

■古いものを大切にするゾ！

うちには、祖父の代の家具とか、着物とか、時計とか、食器とかがある。
大切に使っている。
家具は、シートを貼り替えたし、時計は高いお金を出してオーバーホールしている。
着物は、そのまま残っているものもあるが、いろいろなものに作り替えて使っている。
食器は割れるのでかなり減ったけど、使ってあげるのが何よりと思い、普段から使っている。

物を買う時も、超贅沢はしないが、長持ちするものを買うようにしている。

古くなったタオルなども、雑巾にして使うし、ぼろ布も使うし、虫が食ったらうまくごまかして使うし、車のピローのカバーも残り布とかリフォームで作る。

そういうことを「めんどくさい」と思う人は、一度じっくり考えて見てください。

タグ：ファストファッション 使い捨て エコ

コメント 1

安くてまあまあデザインも気に入ったので買った中国製のサンダルが、暑さのせいか４日ほどはいただけで壊れた。
昨日、買った店に修理を頼みに行った。高いガソリン燃やしてね。

どうもクレームが多いらしく、店の人は慣れた口調で修理の手配をしてくれた。
by jpwind (2010-09-27 19:36)