名医とは? お医者さんは謙虚にならねば・・・

なぜか太ももの裏が痛くなった。
なかなか良くならないので整形外科へ行った。

整形外科にはいい思い出が一つもない。

以前初めて整形外科に行ったのは、腕の上に門扉が落ちて来て肉離れした時。
総合病院に行ったらその日は整形のない日で、そこで紹介されたお医者さんへ行ったら、あちこち腕をひねりまわされ、痛いですか? いいえという問答を繰り返した後、何でもありませんねと言われた。
でも、私はお医者さんがひねるのと違う力のかけ方をしたら痛いのだと説明したのだが、彼は受け付けなかった。

2回目は、へバーデン結節とかいう指の関節の病気。
この時は、当然別の整形外科へ行ったのだけれど、これは治りませんよ! と言われて、インドメタシンの軟膏を出されただけ。

しかし、マッサージしたりして自力で治した。

3回目が今回だ。
つまづいて、筋肉が伸びたらしい。肉離れとか筋肉の軽い損傷と言ったところだと思う。
また別の整形外科に行ったら、電気治療して、けい皮吸収シートをもらった。
次の日は調子よくなったが、2日目にひどくなったので、もう一度同じ医者に行った。
そしたら、痛め止め出しときましょ。
私は、ともかく階段を下りる時に痛いから、テーピングとかしてやわらげたいと言った。
そしたら医者は、テーピングでは治りませんよと言う。治らないのはわかっているけど、歩きやすくして欲しいのだと言ったが、意味ありませんのひとこと。
この人と議論してもあかんわと思ってあきらめた。

今日は整骨院に行って、これまでの経緯を説明して、包帯で固定してもらった。
だいぶ楽に歩けるようになった。何の因果か、友人には医者が多い。
彼らと話していると、個人差はあるものの、7割くらいの人は自分が一番えらいと思っている。
素人判断に対して、実にばかにしている。

医療界では医者が一番偉い。
そのことが、実に問題だ。最近の特捜の事件と似ていると思うが、一番偉い人を監視したり、そういう人に警告を与える第三者がいないということは、職業のいかんにかかわらず危険だということだ。

厚生行政の欠陥とも言える。
医者ができることが制限されていること。余計な事をして万が一事故が起きたら訴えられる。
だからお医者さんはマニュアル通りになってしまう。

「あそこのお医者さんはいいよ」といいことで、異常に流行っている医者へ行くと、たいていはマニュアルから少し外れているか、フルサービスかのどちらかである。

要は、普通にマニュアル通りにやると治らない。大半の医者はこのマニュアル通りである。
マニュアル通りだと治らないことに気づいてプラスアルファやる医者が、藁をもすがる患者にとっては名医になる。

フルサービスのケースは、数うちゃ当たる式だと思う。
色々やるなかで、どれかが当たるか、どれかとどれかの併用が当たるのだろう。

外科手術などの神の手的うまさはこれとは別口だ。

しかし、よくよく考えると厚生行政と医療界の古い体質が足かせになっているように思える(少なくとも外野から見ると)。

タグ:厚生行政
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