ショッピングモールはパラダイス？

マイルドヤンキーとか、ソフトヤンキーという造語が少し前に流行り、そこで語られていたのは、彼らマイルドヤンキーにとってショッピングモールはパラダイスだということだった。

久方ぶりに、イオンモールへ行ってみて、んーなるほどと感じた。だって、それまで何もなかったような所に突如巨大なショッピングモールが登場し、もう、電車に乗って混み合った都心にでかけなくても、ある程度までは満足できるのだから。

幸か不幸か？　我が家の近くにはイオンモールがない。というのも、土地が高いからだと思う。（ただし、ららぽーとは５㎞ほど離れたところにある）

5㎞というのは結構微妙な距離で、やはりエイヤ！というふんぎりが必要だし、モールは広いので結構疲れるので、日常は車で5分内外で行けるところで手を打ってしまう。

さて、イオンモールは我が家から車で15分強はかかる場所にあり、そこは以前、田んぼだったかなあ？
駅からも遠いし、スーパーはあったけど、あとは国道沿いのロードサイドショップ（チェーン店）ばかり。
人は結構住んでいるところだ。

そこに突如イオンモールができた。昆陽店である。ここは伊丹市で、伊丹市にはＪＲ伊丹駅の所にもイオンモールがある。

正直言って、我が家から10分以内にあれば、月一位は行きたい。

ただ、この手のモールは没個性的であることと、飲食店がイマイチであることが残念である。

都心もだんだん没個性的になってはいるが、飲食店の方の選択肢はモールの比ではなく広い。

そうそう、飲食店についていえば、まあ揚げ物と麺類の店の多いこと。結局はボリュームゾーンのおなかを満たすジャンルというとこうなってしまうのだろう。ちなみに新大阪駅も麺類ばかりが目立つ。何て貧しいのだと思う。


イオンモール昆陽店も、やはり上の方の階は苦しいらしく、店が入れ替わったようだし、何でもありになって来ているようだ。いくらパラダイスを求めて来ているとはいえ、ここは完全な非日常ではない。これだけモールが乱立するとどんどん苦しくなって行くことは目に見えている。

その時に、この没個性さと、飲食店の貧しさは必ず足を引っ張ることになると思う。