なぜ我が子を虐待するの?

心愛ちゃんが父親から虐待を受けて死亡した事件。
テレビなどでは、学校や児童相談所の対応がもっぱらの話題になっています。
それも大事なんだけど、なんで我が子を虐待するの? という素朴な疑問とともに、男性の支配欲と言う本能にどう対処すべきかという点が気になって成りません。

大人(特に男性)を分類すると、
 ①家でも職場でもいい人
 ②家ではいい人なのに、職場では悪い人
 ③家では悪い人なのに、職場ではいい人
 ④家でも職場でも悪い人

と、4つに分かれるように思います。いい人、悪い人という言葉に違和感を感じられる方は、話を単純化するためにこのような言葉を使っていると理解してください。

心愛ちゃんの父親は、どうも③のようです。朝日新聞の記事に、職場での評判は「穏やか」な人で後輩の指導や各種の相談にも親切だと掲載されています。

なぜDVや子供への暴力が起こるのかという点について、男性の支配欲・征服欲が関係していると心理学者は言います。その支配欲や征服欲というのは男性ホルモンに起因するとも書いてありました。


私は社会人になって何年かのうちに、おぼろげに4種類のひとがいるなあというのを把握しました。
職場でどうしようもなく偉そうにして、理不尽な男性が、「あの人は家ではいいお父さんなのよ」という噂が多かったですね。そして、職場ですごく控えめで優しい男性が、お酒を飲むと豹変したりするのにも遭遇しました。①のどちらでもいい人というのはめったにいません。

結局、家でDVや児童虐待をするタイプか、家ではいい人でも職場などでハラスメントしまくる人か、放置しておけば人はそうなってしまうのではないかと思います。

しかしながら、本能だから仕方がないでは済まされません。何とか理性で持って抑制できるようにトレーニングしないと、心愛ちゃんのような悲劇はなくならないのです。
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